薪ストーブの焚き方研究
2011年12月16日
今年も薪ストーブシーズンに入りました。世間では節電ムードですが、我が家は温かい。しかし油断は禁物です。薪も効率よく使わねばなりません。
私のストーブはバーモントキャステイングのアンコール、別名「貴婦人」です。色は赤、アンコール仲間では紅組と言います。
そのほかには青組やくろがね組があります。
さて今年はシーズン初めから薪ストーブの焚き方を研究しています。下の写真を見て頂きたい。おおよそストーブの炉内は四角です。その奥の隅に灰を盛り上げます。中心はエアーが通りますから低く、灰受けはもちろん満杯状態でシーズン中は開けません。
この灰の上に薪を高架橋の様に置きます。後は通常の焚きつけです。現在流通しているほとんどの薪ストーブには前面ガラスの曇り防止機能が設計されています。といっても1次空気が前面ガラス前をエアーカーテンとなって降りてくるか上がっていく構造です。
このガラス前面から出た空気は、薪の中心へ中心へと流れて焚きつけを容易にします。(ふいご効果)


写真で判りますが、燃焼中も1次エアーや2次エアーは中心へ中心へと流れますから、ふいご効果で高温でよく燃えます。
薪両端もその熱で炭化が促進され中心に誘導されます。結果灰が非常にきれいで軽く、燃焼時間が長持ちします。
こんなことは販売店もメーカーも教えてくれなかった。というより考えていなかったのかもしれない。私自身31年も薪ストーブ生活をしながら解っていたようで解っていなかったことに気づきました。大発見です。
昨日などは朝7時前に点火しました。もちろん熾き火はたっぷりですぐに点火します。9時に外出して帰宅は17時でした。
10時間後でも熾き火はたっぷりですぐに点火します。すばらしいの一言です。両脇の灰のおかげでサーモスタットなどの劣化も防げそうですし何もかもが変わりました。
近々薪ストーブのワークショップをしますが、良い話ができそうです。また今年は何やら薪の消費も少ない気がします。
皆さんもどうぞお試しください。
私のストーブはバーモントキャステイングのアンコール、別名「貴婦人」です。色は赤、アンコール仲間では紅組と言います。
そのほかには青組やくろがね組があります。
さて今年はシーズン初めから薪ストーブの焚き方を研究しています。下の写真を見て頂きたい。おおよそストーブの炉内は四角です。その奥の隅に灰を盛り上げます。中心はエアーが通りますから低く、灰受けはもちろん満杯状態でシーズン中は開けません。
この灰の上に薪を高架橋の様に置きます。後は通常の焚きつけです。現在流通しているほとんどの薪ストーブには前面ガラスの曇り防止機能が設計されています。といっても1次空気が前面ガラス前をエアーカーテンとなって降りてくるか上がっていく構造です。
このガラス前面から出た空気は、薪の中心へ中心へと流れて焚きつけを容易にします。(ふいご効果)



写真で判りますが、燃焼中も1次エアーや2次エアーは中心へ中心へと流れますから、ふいご効果で高温でよく燃えます。
薪両端もその熱で炭化が促進され中心に誘導されます。結果灰が非常にきれいで軽く、燃焼時間が長持ちします。
こんなことは販売店もメーカーも教えてくれなかった。というより考えていなかったのかもしれない。私自身31年も薪ストーブ生活をしながら解っていたようで解っていなかったことに気づきました。大発見です。
昨日などは朝7時前に点火しました。もちろん熾き火はたっぷりですぐに点火します。9時に外出して帰宅は17時でした。
10時間後でも熾き火はたっぷりですぐに点火します。すばらしいの一言です。両脇の灰のおかげでサーモスタットなどの劣化も防げそうですし何もかもが変わりました。
近々薪ストーブのワークショップをしますが、良い話ができそうです。また今年は何やら薪の消費も少ない気がします。
皆さんもどうぞお試しください。
Posted by 薪割りくらぶ at
09:43
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