新しい年を夢と希望の年に
2013年12月31日
クラブの活動も6年目に入り、今年度は新たなステップを踏もうとしています。
設立以来のコツコツとした活動が実を結び、2013年は地域との災害時支援協定を結ぶなど飛躍への機会が訪れました。
これもクラブを育てようとする会員の思いが結集した結果でしょう。
さて、私たちの仲間を取り巻く中でこんな話がありました。
林業家を目指されている知人の○○さん、先日お会いしたら「やっと私も売れる薪ができました」との話、1年薪とおっしゃったので「本当に大丈夫ですか」と試しに燃やしてみたら乾燥が悪く全く燃えなかった。
危うく燃えない薪を販売され信用を落とされるところだったので、個人的に2年乾燥薪を少し提供しました。
早速提供した2年乾燥薪を2本ほど投入させていただくと抵抗なくすぐに火が付いた。
その燃え方を見た皆さん、声を揃えて「えっ、うっそ~」と感嘆の声をあげられた。
色々説明して水分計をお持ちだったので、早速表に出て提供薪と保管薪(別購入された薪)を割って計測してみた。
提供の2年乾燥薪19.6%、別購入された薪31.8%。
これでは燃えぬ、乾燥度は繊維飽和点近く、あらためて2年乾燥薪の威力と乾燥することの大切さを実感されていました。
私たちのクラブは、里山活動を行い自分たちで良く乾燥した良質な薪を焚き、その大切さを発信するため、今年度はハウス建設と言う大事業に着手しました。
まず身を持って乾燥薪の大切さを実感し、活動へのモチベーションを上げて行こうとするものです。
小さなクラブ活動ですから、世間の大きな流れに出る幕もないように思えますが、薪ストーブ文化を健全に育み、持続可能な社会作りに少しでも貢献したい。
総会でこんな思いをみんなで共有しての行動です。
2014年こなんの森・薪割りくらぶは、今までの活動により深みと広がりを目指し、新たな夢と希望を持てる、そんな第一歩を踏み出せる年にしたいと願っています。
Posted by 薪割りくらぶ at 16:42│Comments(0)
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